もともと、私の「れでぃお」っていう名前は
佐野さんの「悲しきradio」って曲が由来です。
ん? 何?
ノーベル賞のボブ・ディランと、その佐野なんとかって、関係あるの?
大アリなんです。
佐野さんは、高校1年生の頃にボブ・ディランを知り、
そこからディランが影響を受けたという、
ジャック・ケルアックという詩人に傾倒していきました。
15の時の佐野さんの3大ヒーローは、
ボブ・ディラン
J・D・サリンジャー
ジャック・ケルアック
という、このヒーロー像を見ただけで
15歳の元春、すごい少年だったと分かります。
ここで、また不思議な縁ですが、
ノーベル賞で騒がれてる村上春樹さんも
J・D・サリンジャーと密接な関係にありますね。
春樹さんの訳した「ライ麦畑でつかまえて」
(キャッチャー・イン・ザ・ライ)は、
難解過ぎて、読むの何回も挫折しました。。。
「僕はディランが好きすぎて、ディランの
生涯の年表を作って、自分の年齢のときに、
ディランが何をしてたかを比べていた」
これは、佐野さんが昔から色んなインタビューや
著書の中で書いてますので、
ご本人に会って直接、お聞きしたわけではないですが、
きっと真実なのだと思います。
それくらい佐野元春さんにとって大きい存在、
それが、ボブ・ディラン。
だから私も、時々は自分の年齢が47歳だったら
47歳の頃の佐野さんは、どうしてたのだろう?
どんな歌を作って、どんな発言をしてたのだろう?
と、調べたりしています。
さすがに年表は作っていません。
で、伊坂幸太郎さんの話になります。
このブログでも、私がどんだけ伊坂さんの小説が好きかを
熱く語っておりますが、
伊坂さんの小説には、ボブ・ディランの歌が、それこそ!
これでもか、というくらい登場します。
最初の登場は、彼の2作目
大傑作「ラッシュ・ライフ」です。
ある重要なシーンで、ディランの歌が隣の部屋から聴こえて
それが、謎解きの伏線となります。
今更ですが、この映画のキャストは超豪華。
まだ無名だった頃の今は大河ドラマの主役の、この方が
「黒澤」という伊坂ファンが愛してやまないキャラを演じてます。
そして、何といっても
「鴨とアヒルのコインロッカー」では
最初から最後まで、
ボブ・ディランの「風に吹かれて」
が、作中で流れっぱなしです。
こちらも映画の予告編動画どうぞ
この作品の中の登場人物が「ディランの声は神様の声」
と、表現しています。
神様ならノーベル賞とっても、不思議ではないですね。
ていうか、ディランが好きな人からすると
彼がノーベル賞を受賞しようが、別に今さら?って感じだと思います。
ということで、私の大好きな佐野元春さんと伊坂幸太郎さんが
ボブ・ディランのことを大好きなんだよ
っていう記事でした。
ディランの歌で私が好きなのは、超有名曲ですが、やっぱりこれ。
めっちゃ色々と動画あるけど、和訳も読めるコチラを。
サビの部分のメロディと歌詞は、15歳のときに受けた衝撃より
今のほうが、なんかグっときます。
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