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れでぃおの考え

『バカと無知』を読んで考えたこと~SNSで陥る最も危険な現象

先日、読了した本の内容が衝撃的だったのでアウトプットを兼ねてシェアします。

・なぜエックス(旧Twitter)などのSNSは混乱するのか?

・なぜバカの意見でも、まかり通るのか?

できるだけ分かりやすく内容をまとめてみますので、興味ある方は是非ご一読を!

※本文は、橘玲さんの著作『バカと無知』を読んで、
 私が考えたことを、本文からの引用もしつつ書いていきます。

※引用個所は『』で囲っています
※分かりやすいので「Twitter」の呼称のままにしています


 

ではまず、このツイートを読んでいる多くの人が実感していることであろう、
なぜTwitterなどのSNSは混乱するのか? という話。

橘さんが文中で書いている言葉を引用すると、
『ツイッターなどのSNSでは、すべての発言が平等に表示される』 ことが原因です。

 

ちなみに「混乱」という言葉は、色々な意味を含めることができるように、
あえて僕が選びました。本当は「炎上」のほうが、しっくりきますけど。

こんなイメージでしょうか。。。

 

真夏に車内放置とかすると、マジで燃えるかもなので、
皆様、ご注意を!

 

 

話の脱線ついでに紹介しますが、

橘さんは、
『ツイッターなどのSNSでは、すべての発言が平等に表示される』 

という文章のあとに続けて、

『これはかつて「言論空間の民主化」ともてはやされたが、やがて陰謀論の温床になることがわかり、当初 の熱狂はすべて消え失せた。』 と述べています。

Twitterって当初はそんな期待もされていたのか、と軽い驚きでした。
2008年から日本語版サービス開始らしいですが、そのころに使い始めた人は、そんな期待もしていたのでしょうか。

興味深い。

 

話を戻します。

全ての発言が「平等に」表示される結果、どんなことが起こるのか?
(もちろん実際に表示されているのは、そのアカウントの志向によって異なるので、全くの平等ではないですが)

SNSで表示された発言を見て、私たちが陥る最も危険な現象を、橘さんは次のように説明します。

『見ず知らずの相手の発言を評価するとき、わたしたちは実績よりも「自信」を参考にする。
どれほどバカげた主張でも、相手が自信たっぷりだと思わず信じてしまうのだ。』

 

もう、これはTwitterやっている人なら、1000回くらい「いいね」押したくなるのでは?

まあTwitterに限らず、情報発信の全てで共通する話ではありますが、
とくにツイート文ではテクニックとして使われますよね。

僕が時々、皮肉っている「断言します!」から始まるパターンです。

あれなんかは、

どんなに実績がなくても、
どんなに専門外のことでも、
たとえ自分が思ってなくても、

「断言」しておけば読まれる確率が上がるからでしょう。

ほんとは、世の中で断言できることなんて、
めったにないことは皆わかっているのにね。

ということで、「どんなにバカでも自信たっぷりに発言する人」がSNSでは多いことが、
なぜバカの意見でも、まかり通るのか? という疑問の答えになるわけです。

 

では「バカ」とは、どんな人でしょう?

橘さんは本の中で、色々な研究・実験データなどをもとにして、「バカ」について説明しています。

最も分かりやすい部分を引用すると、

『ここ何回か、「バカに引きずられる効果」について書いた。わたしたちは自分をつねに「人並み以上」だと思っていて、能力のない者が実力を大幅に過大評価する一方、第一印象では相手を「平均的」と見なすため、能力の高い者は(相手も同じくらいだろうと思って)自分の成績を過小評価し、結果として、バカと利口が「熟議」すると悲惨なことになってしまうのだ。』 と、説明をしています。

小学生にでも分かるような言葉にすれば、

・本当に実力があって、自分に自信がある人は、自分を「かしこい」とは言わないし、ほかの人のことは「きっと自分より賢いのだろう」と思って、あまり自分の考えを大きな声では言わない

・実力がなくて自信のない人は、それを他人にバレたくないので「俺ってスゴイ!」「俺の言うことは正しい!」と、大きい声で言いまくる

ということですね。

これはリアルの世界でも、橘さんいわく『民主主義がうまくいかない不穏な理由』として詳細に語っています。
話し合っても、バカがそのメンバーにいる限りは、そっちの意見に引きずられて、良い結論にならないからです。

もちろん、リアル生活においては、地域生活や学校、会社などの狭い範囲で、そんなことをやっていたら、「真の実力」は見抜かれるので、あっという間に「ヤバい人」認定されて共同体から村八分状態にされますが、匿名ネットの世界ならば、通用してしまうわけです。

 

あと1万文字くらいは書きたいのですが、続きはいつか僕のメルマガで書くとして、
最後は、この本の中で、最も衝撃を受けた章の内容を。

 

章のタイトルは、 『日本人の3人に1人は日本語が読めない?』

本書の中で「バカ」について述べているが、では「バカ」とはどんな状態で、どれくらい「バカ」がいるのだろう?という疑問に答えている章です。 詳しい内容を知りたい方は、本書を読むでしょうから、要点だけまとめます。

「国際成人力調査」というOECD加盟の先進国を中心に、24か国・地域の16~65歳、約15万7000人を対象に、2011~12年に実施されたデータにもとづく話なので、統計としては信頼できるかと私(れでぃお)は考えます。

で、詳しい調査内容は長くなるので割愛して、その結果を橘さんが下記のようにまとめているので、それを紹介します。

衝撃ですよ。

 

①日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。

②日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

③パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない

『だが驚くのはこれだけではない。この惨憺たる結果にもかかわらず、日本人の成績は先進国で1位だったのだ。 OECDの平均をもとに、先進国の労働者の仕事のスキルを要約すると次のようになる。 』

①先進国の成人の約半分は簡単な文章が読めない。

②先進国の成人の半分以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

③先進国の成人のうち、パソコンを使った基本的な仕事ができるのは20人に1人しかいない。

 

つまり、日本でも、世界でも、これだけの割合で「バカかもしれない」人が存在している、ということです。

 

今の日本人は、どんどん世界平均に近づいてバカになってきている、とも言えるでしょう。
2011年の調査なので、10年以上が経過した今は、もっと増えているかもしれませんね。

日本語を正しく読み取れないし、数的・論理的思考力がない人が多いから、
「バカが大声でわめきちらしている」ことを信じてしまう、ということなのか、と私は理解しました。

そこに加えて、SNS、ネットの特殊性があるので、もうTwitterなどはカオスの極みになってしまうのだな、と。

 

偶然ですが、私は先日に「情報発信者に憧れるのはやめましょう」というツイートの中でも、関連することを書いたばかりです。

引用しておきます。

1つ大谷翔平さんの言葉と大きく異なる点を申し上げると、プロスポーツの選手ならば、その成績や人間性などは100%開示されているので、「憧れるにふさわしい」人を選ぶことができるはずです。 それに対して、情報発信者の場合は(特にネットビジネス)では、その人の実績も、人間性も、分からないことのほうが多すぎませんか? 本名も顔も知らないまま憧れてませんか? それって異常であるってことに気付くべきですよ。その人は本当に憧れるべき人かどうか、よく考えましょう。

 

以上、橘玲さんの著作を読んでのアウトプットでした。

何か思い違いしてるんじゃないの?という箇所があれば、忌憚のない意見をいただけると嬉しいです。

そして最後に、素晴らしい知性と勇気で、『バカと無知』を書きあげた橘さんに、心からの敬意を表します。

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