モスバーガーが美味しい秘密をコッソリと書きます
れでぃおは、モスバーガー勤務経験が長いです。
モスのお店を客として、外から眺めても
だいだいは、その店が美味しく商品を作ってるか
接客や待ち時間で、悲しい思いをしないか
ある程度は予想ができます。
もちろん、内部に入らないと分からないことも
たくさんありますので、100%ではないですが。
モスが美味しい秘密と
この、「良いモスの店」を見分けることには
かなり密接な関係があります。
コッソリと私のブログ読者さまだけに
そのへんのことを、ご説明しましょう。
モスバーガーって、何が美味しいのかというと
「野菜」が美味しいのです!
これはもう、間違いなく
毎朝、契約農家の皆様が作った新鮮な
レタス・キャベツ・トマトetc
もう、ほんとに泥のついた状態で
素晴らしい野菜が届きます。
で、これをすぐに決められた方法で
鮮度を失わないように冷蔵保管して
仕込みをするときは、
届いた順番に古い野菜から使っていきます。
この野菜の仕込み作業は
モスの調理作業の中でも、一番大事です。
ですので、その店のエースが
作業することが多くなります。
店長とか、ベテランの主婦の方とかですね。
(野菜仕込み専門の方がいる店もあります)
所定のルールで、人体に無害な消毒をしたり
カットして流水にさらしたり
レタスは全て、手でちぎってますし
トマトも、包丁で1個ずつスライスしています。
このへんのカットが上手だと
野菜の断面もきれいで、食感が良く
見た目もきれいになるわけですね。
私は、レタスの千切りにこだわっていて
モス野菜バーガーという商品が、トマトの上に
このレタス千切りを乗せる仕様なのですが
この千切りカットが、短いと
ポロポロとトマトから落ちてしまい
作る時も、食べる時も大変になります。
ですので、私はできるだけ千切りのカットを
長くカットして、レタス同士が絡まって
きれいに、トマトの上に乗るように
考えながら、カットしていました。
トマトも、非常にカットが大事です。
雑な方は規定よりも薄くカットしたり
暑さが均一とは言い難い状態で
仕込みしていたりしますが
私は、モスバーガーを食べた時に
トマトが薄いと、とてもガッカリするので
自分が作る時も、できるだけきれいに、
かつボリューム感もあるように
カットするよう、努力していました。
ただ、このトマトの規定は厚みでなはく
重量ですので、どうしても
直径の大きなトマトは、薄く
直径の小さなトマトは、厚く
カットすることになります。
ご了承くださいませ。
こうやって、野菜のカットの話だけでも
語り尽くせないほど、いろんなことが書けます。
そろそろ本題に。
良いモス店の見分け方とは?
先に書いた話で、毎朝とても新鮮な
野菜が届いてると書きましたね。
しかし、そんな素晴らしい野菜も
調理加工する時点で、届いてから日数が
かなり経過してしまってたり
長時間、外部に放置されてたり(特に夏季)
そんなことをすれば、いくら良い野菜が届いても
台無しになることは、間違いないですよね。
そう、ここで良い店舗を見分けるコツとして
スタッフが適正な人数、いつも揃ってるか
これは、どの飲食店でも当たり前のことですが
モスにおいては、これは非常に重要です。
なぜかというと
店長などの主要スタッフしか、いつも店舗で
調理や接客してない、となると
本当に大事な、野菜の管理などは
店舗のウラで、放置されてることが多いのです。
まあ、とりあえずは目の前のオーダーを
なんとか、こなしてお客様に提供さえすれば
大きなクレームなどは、きませんので
どうしても、そっちを優先してしまい
本来、モスの美味しさの命である野菜の管理や
清掃・その他の品質管理にまで
とても、手が回らないという店舗も
残念ながら、存在するのが事実です。
ですので、美味しいモス店の傾向として
お店のエースは、本当に忙しい
お昼のピークタイムには
調理したり接客したりしてますが
その他の時間は、お店の裏側で
せっせと野菜を仕込んでることが多いです。
まあ、これは結構、何日もその店に
通わないと、わかんないことですが
そういう目で、お店全体を見てみると
なんとなく、わかってくると思います。
レタスがなんか、黄色く変色してたり
キャベツに水気がなかったり
そんな場合は、この野菜の管理が
しっかりできてない可能性が高いですね。
まあ、どんな優秀な店でも、時には
そんな商品を出すときだってあります。
でも、そんな商品状態が常態化してるなら
残念ながら、何か問題があるのでしょう。
決して安いとは言えないモスバーガー。
提供する側だったときは
その価格に見合った美味しい商品を
絶対に出すんだ、という気持ちで
日々、仕事していました。
けっこう、それは辛いことなんですが。。。
その美味しさを分かってくれる方がいるので
最高に、やりがいのある仕事です。
食べる側となっても
美味しい商品・素敵な接客だった場合は
「美味しかったです」とか
「感じのいい接客ですね」とか
私は、必ず感謝の気持ちを店員さんに
言うようにしています。
その逆に、あまりにもヒドイ商品や
接客をされた場合は
二度と、行きません。
これが、ビジネスで最も怖い対応です。
クレームを言ってくれる人は
まだ、有り難いのです。
私も、これから様々なビジネスを
続けていくことになります。
いつも気持ちは、
モスで働いてたときのように
1個のハンバーガーを魂を込めて作り
1人のお客様に心からの笑顔を見せて
そんなふうに
これからも、人と接していきたい。
「自分の作る食べ物が
その人の人生最後の食べ物になるかもしれない
そういう仕事を、自分はしているんだ」
これは私の好きな作家の小説の一文ですが
そんな気持ちで、飲食業という仕事をしてました。
今日も全ての人が
幸せな気持ちで食事できますように。
更にモスの秘密を、れでぃおが音声で
語っている記事はコチラ。
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