ちょうど、討論会のファッションはこんな感じでした。
せどり・ネットビジネスのブログですので
最後に、そのへんに関係することにも言及はしておりますが、
「アメリカ大統領選挙?稼ぐのに関係ないっしょ」
という、方はスルーでどうぞ。
今、まさにアメリカ大統領選挙の
二人の候補のテレビ討論が始まりました。
ドナルド・トランプ氏 69歳(以下、トランプ)
ヒラリー・クリントン氏 68歳(以下、クリントン)
敬称略で、以下は記載させて頂きます。
ちなみに、クリントンは誕生日が
10月26日で69歳なので、まあ同級生ですね。
こんな討論をリアルタイムで最初から最後まで
きちんと見ることができるのは、めったにない機会だと思いますので
90分間のテレビ討論の内容を、いち早く、お届けできればと思います。
大統領候補の、お二人の登場で感じたのは
・クリントン
真っ赤な服、なかなか似合うものじゃないけど
きっちり、健康的に見えるから凄いです。
ただ、日本人の感覚としては、真っ赤な服を
フォーマルの場で着るのって、かなりの
冒険だと感じるのですが、この辺りは
アメリカ人は全く抵抗ないのかなあ。。
と、興味深く感じました。
・トランプ
ネイビーダークのスーツで、落ち着いた動きで登場。
私のイメージは、はっちゃけたラフな風貌が強いので
ここはクールさを強調してきたのかなと。
髪型も短髪でスッキリと見えるし、上品に見えます。
そしてネクタイは鮮やか、かつ派手すぎないブルー。
ほぼ完璧な見せ方だなあ、と思います。
赤(情熱的・攻撃的)と青(理知的・守備的)という
対象的なファッションでの登場で開始されました。
しかし、テレビ討論開始30分の序盤は
ファッションとは全く逆で、
トランプが、激しくクリントンを攻撃しています。
クリントンの夫が大統領時代に行った政策への非難と
民主党政権のこれまでの政策への非難です。
まあ、この辺はチャレンジャーである、
トランプが過去の政治の悪い点を言えるので、しょうがないですね。
そして開始30分頃から、クリントンの反撃が始まりました。
言いたい放題のトランプに、
「この分だと、今日はどんだけ悪口を言われるだろう」
「いいわ、どんどんクレイジーな事を好きなだけ言いなさい」
こんなニュアンスで、会場の笑いを誘いました。
そして、トランプの政策が実現性がないことを指摘して、
それに対してトランプが応酬。
ちょっと、グダグダになりかけた所で司会者が、いったん議題を変えました。
二人の税務申告の疑惑に関しての質問です。
そしてクリントンの、Eメール問題に関しては
彼女は、素直に全面的に、非を認めました。
このへんは、見事だと感じます。
トランプの税申告問題に関する発言は、
かなり長々と話してるうちに、
アメリカの債務状態のムダ使いは
経営感覚のある私でないと是正されない、と
かなり論点を変えていきました。
それに対して、クリントンは
そういう政府の借金は
「あなたが長年、連邦税を払ってないからでしょ」
と、やり返して
それにトランプは
「どうせ払っても、ムダ使いされるだけだよ」
と言っていたようです。
この発言って、払ってないのを認めた感がありますが
どうなんでしょう。
そして、クリントンは反論を続けます。
「あなたは今まで、何回もビジネスを失敗してるでしょ」
「ずっと破産することなくビジネスを継続してる方は、たくさんいます」
「政治にビジネス感覚を持ち込んでも、そぐわない事も多いはず」
これに対して、トランプは少し分が悪そうに見えました。
開始50分が経過して
司会者が、時間がおしてるのでと、議題を変えました。
「人種・人権問題」に関してですね。
白人警官の黒人への暴行・銃社会問題です。
大まかに、まとめると
クリントン ⇒ 虐げられる側に寄り添いつつ、
警察と連携していく。
少し、八方美人的に感じました。
トランプ ⇒ 法の秩序を重視、警察は私を支持してる。
ヒスパニック・黒人が引き起こす暴力を
私は身体検査などで、抑えてみせる。
もう、これは主張が明確・極端です。
黒人は「アフリカ系アメリカ人」と表現されてますね。
クリントンは、そういう人々の人権を守ろう、という主張を繰り返しました。
クリントン ⇒ 銃規制に前向き
トランプ ⇒ 銃規制なんて、トンデモナイ
まあ、これは民主党と共和党の政策そのままですが。
クリントンの主張を聴いたあとで
トランプは、同意する部分がある、ときちんと話しました。
そして、
黒人の若者=超略奪者
という発言は撤回・謝罪します、とトランプはすかさず、言いました。
なかなか見事です。
司会者が、トランプに説明を求めました。
オバマ大統領に、出生証明の疑惑があると
ずっと言い続けてきたことに関して。
つまり、簡単に言うと
「トランプ、あなたは黒人差別してきたよね?」
という質問です。
トランプは
私が、そういう事を追求したからオバマは、ちゃんと証明書を出したんだ。
意義のあることをやったと思う、と
言っております。
そして、クリントンが
オバマの事を尊敬している、と言った事に対して
4年前の民主党予備選のときは
あなたは(クリントンは)オバマを攻撃してたじゃないか!
自分だけ、この場で聖人ぶるのは無理があるよ?
と反撃してます。
続いての議題は「サイバー攻撃対策」です。
ISの驚異に対応する、とクリントンが言うと、
トランプは、
「オバマとクリントンが政治的空白状態を
作ったから、ISの勢力が広がった」
※IS=イスラム国
と、主張しました。
すると、クリントンは
「トランプは、実はIS側と親交があった」と
反撃です。
これは、もう泥試合ですね。
そして、NATOに関する討論と資質の問題で、
双方が応酬しました。
このへんは、余り重要でないと感じますので、
「日本」という言葉が5回は双方の口から
飛び出した、最後の議題に注目です。
核の保有や、先制攻撃、そして同盟国への負担の問題です。
クリントンは、
「トランプは日本も含めて色んな国が、核を保有すべき」
と、言ってますと主張しました。
「ツイートにいちいち過剰に反応するトランプが
核のボタンの近くに居るのは、どうでしょう」
とも、言いましたね。
それに対して、トランプは
「クリントンが合意した政策で、イランなどの
国が有利になってしまった」
「過去の政策で、アメリカは日本をはじめとする
同盟国に、大変な負担を押し付けられている」
こんな主張を繰り返しました。
討論会の全てを見ての
私の考えですが、
あまり決定打は、なかったかなと思います。
トランプが、クリントンのことを
「前・国務長官」と繰り返し呼んでました。
彼女が、既成政党の悪しき象徴だと強調したかったようですね。
最後は、トランプがクリントンの健康問題をチクリと言ってましたが
どっちも高齢なので
そのへんは、微妙な話だと思うのですが。
野球の試合でも、ダイジェストで結果を見るのと
試合を最初から最後まで、全部見たのでは
その試合の流れとか、重要な局面に関する気付きが異なります。
今回のテレビ討論も、
ニュースでダイジェストを見るのと全てを見るのでは、
全く理解度が違ってきます。
無理やり、ネットビジネスの話に
関連付けるように思われるかもしれませんが
教材を少しだけ、かじったり
人のメルマガ情報を、いいとこ取りしたり
そういうのは、いわば
ダイジェストを見て、分かったような気に
なってしまっている状態です。
きちんと時間をかけて
自分の頭で、しっかりと考えないと
物事の本質は、そう簡単に見えません。
ひとつひとつ、丁寧に地道に実力を付けるしかないのです。
そういうことを、きちんと伝えずに自分が稼ぐために、多くの人は
「この教材を買って、実践すれば稼げる」
「この塾に入れば、人生が変わる」
そんな言葉で、セールスや勧誘をしてきます。
ある程度、今まで稼いでる人の言葉なんで
信じてしまうかも、しれませんが
そういう稼いでる人は
自分が、苦労したこと・失敗したことは言わないものです。
自分が推薦する教材を買ったり塾に入ったりしても、
みんなが稼げるとは思っていません。
思っていないけど、全力でセールスしています。
結果、自分に収入が入るからです。
それは、決して悪いことではありません。
正当な、セールスです。
では、買うほうが悪いのか?
それも、そうとは言えません。
なかなか難しい問題です。
間違いなく、言えることは
自分の実力・人間性をきちんと向上させないと
長い人生、面白くないでしょ
ってことです。
近道せずに、
じっくり、ひとつの映画をきちんと見たり
ひとつの教材を120%活用したり
テレビ討論会を最初から最後まで真剣に見てアウトプットしたり
そういう姿勢が、素敵なのでは。
そう思うだけです。
長文を読んで頂き。ありがとうございます。
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